PC(パソコン)を自作して感じたこと

これまで私のPC(パソコン)自作について説明してきました。

最後に、今回のPC(パソコン)自作を通して感じたことを最後にお話ししたいと思います。

自作PC(パソコン)の組み立ては本当に簡単

私もそうでしたが、自作PC(パソコン)は組み立てが難しいのではないかと、ちょっと二の足を踏んでいるところがありました。

ちょうど当時使用していたPC(パソコン)に不具合が出始め、それを機に今回の自作PC(パソコン)に挑戦したわけですが、実際終わってみれば、組み立て自体は本当に簡単でした。

自作PC(パソコン)はよくプラモデル作りに例えられますが、プラモデル作りより簡単です。

子供の時によくサンダーバード2号のプラモデルなどを作りましたが、それより簡単でした。

自作PC(パソコン)は事前準備が大切

組み立て自体は簡単ですが、自作するPC(パソコン)の使用目的に応じて、部品(パーツ)を決めるといった事前準備がとても大切です。

自作するPC(パソコン)の使用目的についての考え方は、「自作するPC(パソコン)の使用目的を考える」、部品(パーツ)については「自作するPC(パソコン)の部品(パーツ)を決める」の章で詳しく説明していますが、この自作PC(パソコン)に必要な部品(パーツ)を決めることが、自作PC(パソコン)の肝であり、最重要ポイントです。

ここさえキッチリ押さえておけば、あとはその部品(パーツ)を購入して、組み立てるだけですから、特に難しいことはありません。

欲しい機能を満たした自分専用のPC(パソコン)ができる

ちなみに私はおじさんなのでゲームは一切やりませんが、株やFXをやりますので次のようなニーズがありました。

1.株や為替のチャートを同時に見るために複数の画面(4~5画面)を見ることができるもの

2.動きがスムーズで、サクサク動きストレスのないもの

3.CDやDVDが使える光学ドライブを備えたもの

4.出来れば10万円以内で作成できるもの

この4点が私の自作PC(パソコン)に求めるものでした。

自作したPC(パソコン)はこのニーズをすべて満たしており、ある意味世界に1台だけのPC(パソコン)ですので、愛着もありとても満足しています。

PC(パソコン)の仕組みがよくわかる

今回のPC(パソコン)自作を通して、パソコンの構造や仕組みがとてもよく理解できました。

今後、ある部品(パーツ)に不具合があっても、部品(パーツ)の交換も問題なく対応できます。

本当にいい勉強になりました。

自作PC(パソコン)の性能は期待をはるかに上回る

これまで使っていたPC(パソコン)

これまで使っていたPC(パソコン)は10年ほど前に購入した、パソコン工房のBTOパソコンです。

当時のOSはWindows 7で、途中Windows 10に無償バージョンアップしたものです。

このパソコンのCPUは「Intel(R) Core(TM) i5 750」で、クロック数は 2.67GHz、4コア、4スレッドでした。

また32ビットのPC(パソコン)で、最初は2GBのメモリ容量しかなく、途中でメモリを増設してメモリ容量を4GBにしました。(32ビットのPCのメモリ上限は4GB)

また、ストレージは500GBのHDD(ハードディスク)のみで、OS(Windows 10)も当然、その

HDD(ハードディスク)に搭載されていました。

価格は当時10万円近くしたと記憶しています。

故障といえば、CPUクーラーが故障し交換したくらいで、そのほかは大した故障もせず、10年間よく頑張ってくれました。

しかし、最後の方は「ブーン」という機械音が結構しており、おそらくHDD(ハードディスク)、もしくは電源ユニットが限界に近かったのではないでしょうか。

この「ブーン」という機械音が目立ち始めたことにより、今回のPC(パソコン)自作に踏み切ったわけです。

今回自作したPC(パソコン)

今回自作したPC(パソコン)のCPUは「AMD Ryzen 5 3600」(クロック数:3.6 GHz、コア数:6コア、スレッド:12スレッド)です。

メモリは「TEAM DDR4 3200Mhz PC4-25600 16GBx2枚(32GBkit)デスクトップ用メモリ Elite Plus シリーズ」で、メモリ容量は32GBです。

ストレージは読み書きが速いSSDと大容量で低価格のHDD(ハードディスク)を併用し、使い分けるダブルストレージ方式を採用しました。

OS(Windows 10)を搭載するメインストレージとなるSSDは「Crucial SSD 500GB MX500 内蔵2.5インチ」、サブストレージとなるHDD(ハードディスク)は「Seagate BarraCuda 3.5" 4TB 内蔵ハードディスク HDD( 6Gb/s 256MB 5400rpm )ST4000DM004」です。。

自作PC(パソコン)の驚くべき性能

以前のPC(パソコン)購入から10年の歳月が経ったとはいえ、部品(パーツ)の進化は凄まじく、今回自作したPC(パソコン)を実際に使ってみて、その性能には驚かされました。

立ち上がり、シャットダウンが驚異的に早い

OS(Windows 10)を搭載するメインストレージに読み書きが速いSSDを採用したおかげで、PC(パソコン)の立ち上がり、シャットダウンが驚異的に早くなりました。

動作が快適

CPUも随分性能が向上しているでしょうし、何といってもメモリ容量が以前のパソコン4GBから8倍の32GBに改善されていますので、とにかく動作がサクサクで快適です。

以前は複数の画面を立ち上げていると、動作が苦しくなっていましたが、今回の自作PC(パソコン)では、まったくもたつきを感じません。

音が静か

とにかく音がしません。

若干ファンの音が聞こえる程度で、本当に静かです。

全てが満足

以上のようにいいことづくめで、今のところ全く不満はありません。

自作PC(パソコン)ということで、愛着もあり全てにおいて満足しています。

自作PC(パソコン)の勧め

上述のように今回のPC(パソコン)自作は何の不満もなく、大変満足のいく結果となりました。

PC(パソコン)自作しようかどうかと悩んでいらっしゃる方はぜひPC(パソコン)自作にチャレンジしてみてください。

「案ずるより産むが易し」、きっと満足いく、あなただけの、世界に1台だけのPC(パソコン)が出来上がりますよ。

 

最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました。