BIOSのアップデートに失敗

マザーボードのBIOSのアップデートを試みたのですが、これによってWindowsすら立ち上がらなくなり、PC(パソコン)が全く使えない状態になりました。

なぜアップデートをしようとしたのか、それは最新バージョンのほうがいいのではないかという単純な発想からでした。

これにはさすがに困ってしまい、最終的にはマザーボードに付属されていたDVDで再インストールし、元の状態に戻して何とかなりましたが、結果的にそれ以降BIOSのアップデートは行っていません。

そもそも、BIOSのアップデートは必要か?

私は、BIOSも最新バージョンがいいのではないかという単純な発想で、アップデートを行い、そして見事に失敗しました。

おまけにPC(パソコン)が全く使えない状態になりました。

そこで生まれた発想は、正常に動いていたPC(パソコン)のBIOSをあえてアップデートする必要があるかということです。

そもそも、BIOSとは

BIOSはコンピューターに搭載されている最も基本的なソフトウェアで、コンピューターの電源を入れると最初に起動し、システムの構成要素(コンポーネント)がすべて動作しているか、正しい場所にあるかをチェックし、メインのOSをロードします。

OSの前に立ち上がる、まさにPC(パソコン)の要となるソフトウェアです。

以上の意味を考えると、バージョンアップした方がよさそうな気もしますが・・・

ネットで色々調べてみると、BIOSのアップデートを推奨する意見もありましたが、こちらは少数派で、BIOSのアップデートは必要ないという意見が大半でした。

BIOSのアップデートはリスクが大きい

BIOSは非常に重要なプログラムであるため、仮にアップデートに失敗するとパソコンが故障し、修理が必要になる可能性があります。

BIOSがあるのは、マザーボード(メイン基盤)で、BIOSアップデートを失敗すると、マザーボードの交換が必要になってしまいます。

また、マザーボードの保証期間は通常1年ですが、BIOSのアップデートは保証対象外(改造にあたる)となってしまいます。

BIOSのアップデートが必要なケース

BIOSにはCPUの種類に応じて正しく動作させるための情報があります。

BIOSよりも新しいCPUについては情報を持っていないため、正しく動作させられません。

このような新しいCPUに交換したりした場合は、CPUへの対応と動作を改善させるために、CPUに対応した新たなBIOSへのアップデートが必要になります。

個人的にBIOSのアップデートは不要と判断

この結論が正しいかどうかわかりませんが、個人的には何も不具合が無いなら、これだけのリスクを負って、あえてBIOSをアップデートする必要はないと判断しました。

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