電源ユニットをPCケースに取り付ける

マザーボードをPCケースに取り付けたら、次は電源ユニットをPCケースに取り付けます。

電源ユニットを取り付けるPCケースのスペースを確認する

PCケースの背面に電源ユニットを取り付けるスペースがあります。

PCケース背面の上部や下部に四角のスペースがあり、そこに電源ユニットを取り付けます。

以前は、PCケースの上部に設置するタイプが多かったのですが、最近は、下部に設置するPCケースが増えました。

電源ユニットの向きを確認する

電源ユニットにはファンが付いています。

そのファンをどちらに向けて電源ユニットを取り付ければいいのでしょうか。

私も悩みましたが、一般的な考え方をご紹介します。

電源ユニットのファンは、空気を取り込んで電源ユニットの熱を冷却するもので、ファンがケースのパネルで塞がってしまわないように、エアフローを確保するする必要があります。

電源ユニットをPCケースの上部に設置するタイプ

PCケースの上面パネルは、通風用の穴がの開いていないものが大半ですから、この場合はファンを下向きにして取り付けます。

電源ユニットをPCケースの下部に設置するタイプ

こちらはPCケースや他のパーツによって、電源ユニットの向きが変わります。

ケース底面部分に通風用の穴がの開いているもの

この場合、ファンを下向きで取り付けると、PCケースの外から、空気を取り入れることができます。

ですから、この場合は基本的にファンを下向きにして取り付けます。

ただし、PCケースの足が5ミリ以下のように短く、高さがあまりない場合は空気を取り入れにくく、ホコリが侵入しやすくなります。

この場合はファンを上向きにして取り付けます。

ケース底面部分の通風用の穴が、ホコリの入らないようメッシュになっているPCケースも多く、このような加工がされている場合は、この場合はファンを下向きにして取り付けます。

ケース底面部分に通風用の穴がの開いていないもの

この場合はファンを上向きにして取り付けます。

電源ユニットを取り付ける

電源ユニットの向きが確認出来たら、PCケースに電源ユニットを取り付けます。

「電源ユニットをPCケースの下部に設置するタイプ」でしたら、PCケースを立てたままでの作業で構いませんが、「電源ユニットをPCケースの上部に設置するタイプ」の場合は、PCケースを横に寝せて作業したほうがやりやすいと思います。

電源ユニットをPCケース内に入れ、電源ユニットとPCケースのネジ穴の位置に合わせます。

ネジ穴は4か所あります。

ちなみに電源ユニットはのファンの上下の向きがどちらでも取り付けできるようになっています。

電源ユニットのファンの向きはしっかり確認して、間違えないようにしてください。

電源ユニットはインチネジでケースに固定します。

固定する場合は対角上にネジを締めていきましょう。

ネジ止めが終わったら、電源ユニットがPCケースにしっかり固定されているか確認します。

では次のページでは、SSDとHDD(ハードディスク)をPCケースに取り付ける作業を見ていきましょう。

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