部品(パーツ)を決めて、すべてが調達できれば、いよいよ組み立てです。
部品(パーツ)決めとその調達には随分と時間をかけましたが、組み立てはあっという間でした。
自作PC(パソコン)はよくプラモデル作りに例えられますが、プラモデル作りより簡単です。
部品(パーツ)の取扱説明書(マニュアル)に従って、順序良く組み立てていくだけです。
自作PC(パソコン)の組み立ての組み立てが一番難しいように感じる方も多いと思いますが、組み立て自体は購入したパーツを順番通りに組んでいくだけですので、思ってた以上に簡単でした。
自作PC(パソコン)の部品(パーツ)を決めて、そして購入(調達)してしまえば、自作PC(パソコン)の70%は終わったも同然です。
ただし、注意しておかなくてはいけない点がありますので、実際の組み立ての前にご説明します。
自作PC(パソコン)の組み立ては「静電気」に注意
精密な電子部品である自作PC(パソコン)の部品(パーツ)にとって、静電気は大敵です。
もしマザーボードなどの基盤に触れた際、静電気が起こると一発で壊れてしまいます。
また、静電気によって部品(パーツ)が故障した場合は「ユーザーの扱いが原因の破損」として扱われ、製品の保証を受けられないことがほとんどです。
その場合、修理は基本的に有料で、高額になるケースが大半です。
静電気対策方法
金属に触れる
最も簡単な方法は金属製のものに触れることです。
金属に触れることで体に帯電した電気を逃がす効果があります。
家庭の水道に金属部分でも構いません。
室内の湿度を上げる
空気中の水蒸気に電気をに逃がすことで体に帯電することを防ぐことができます。
冬場の空気が乾燥した時期は特に注意が必要で、暖房と加湿器を合わせて利用するといいでしょう。
静電気対策用品
静電気対策手袋
私も静電気対策手袋を使用しました。
難点は、素手と違い部品(パーツ)を扱いにくいところです。
特にCPUを扱う場合はソケットのピンに引っかかって折ってしまう危険があるため、CPU取り付け時は注意が必要です。
CPU取り付け時だけは素手の方がいいかもしれません。
アースバンド
静電気対策用バンドのことで、リストストラップとも言います。
接地ワイヤと鰐口クリップ付きの本格的なものもありますが、私は100均のダイソーで「静電気軽減リングゴム(2個入り)」を買って、手首につけて作業しました。
自作PC(パソコン)のパーツ(部品)の取扱説明書はわかりにくい
これは自作PC(パソコン)の組み立てをしながら感じたことですが、自作PC(パソコン)のパーツ(部品)の取扱説明書はわかりにくいものが多いです。
まともなものはマザーボードの取扱説明書くらいでした。
それは、日本のメーカーのものが少ないからではないでしょうか。
今回の自作PC(パソコン)では、CPU、マザーボード、メモリ、CPUクーラー、SSD、HDD(ハードディスク)、グラフィックボード(グラフィックカード)、電源ユニット、PCケース、光学ドライブといった10の部品(パーツ)を購入しました。
そのうち日本のメーカーのものはCPUクーラーとPCケース(ともにサイズ(SCYTHE)社製)だけで、あとはすべて海外メーカーの製品です。
おまけに国内メーカーのサイズ(SCYTHE)社の取扱説明書もお世辞にもわかりやすいものではありませんでした。
YouTube(ユーチューブ)などの動画で予習する
その代わり、YouTube(ユーチューブ)には自作PC(パソコン)の組み立てに関する動画がたくさんアップされており、パーツ(部品)メーカーがアップしているものもたくさんあります。
これさえ見ればわかりにくい取扱説明書よりも数倍理解が早いです。
自作PC(パソコン)の組み立ての前にYouTube(ユーチューブ)の動画で予習しておくと、組み立てがとてもスムーズにいくと思います。
実際私もYouTube(ユーチューブ)の動画で予習をしました。
学校の勉強では予習なんかしたこともなかったくせに、好きなことでは違いますよね。
そして、役に立ちそうなYouTube(ユーチューブ)の動画はお気に入りに入れて、何度も繰り返し見ました。
そのかいあって、自作PC(パソコン)の組み立てがスムーズにいったんだと思います。
次のページから、自作PC(パソコン)の組み立てについて具体的に説明していきますが、メーカーがアップしているYouTube(ユーチューブ)の動画なども出来る限り掲載して、わかりやすく説明していきます。